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27番札所 神峯寺(こうのみねじ)


2006年9月2日 神峯寺を訪れました。

安田町の海岸から北の山に向かって入ると、よさこい節で有名なかけおちのあと、お馬が流されて住んだという大きな看板に出会います。
そこから高さ約500mの山に入っていきますが、途中たいへん狭く急な坂道、且つ急カーブの連続となりますので、運転には十分注意が必要です。
寺より少し手前に駐車場と売店食堂がありますので、車はそこに置くしかありません。料金はお寺の納経所で支払います。


駐車場から100mぐらい歩いて急坂を上がると山門が見えてきます。
その右には鳥居があって、まだまだ上の方の神峯神社に至ります。


山門の中には睨みをきかした仁王様が立っています。


にぎりこぶしを振り上げて悪い奴を威嚇しています。


山門をくぐり進むと白塀の横に四国霊場第27番の
 「竹林山神峯寺 真言宗豊山派」という文字の彫られた、
石造りの門柱が立っています。


右手には鐘楼、左手には納経所があります。
急坂を歩きで上ってくる人もいるので、休憩所にもなっています。


「土佐の名水 神峯の水」
名水の湧き水で手を洗い、口を濯ぐことができます。


きれいにツツジを刈り込んで造園された中を石段を上がると、
左手に進むと本堂、右手に進むと大師堂となります。
これは本堂の手前にある経堂です。


本堂です。


本堂の軒です。美しいカーブを描いてその下には彫刻が施されて
います。扁額には「本尊 十一面観世音」という文字があります。


グループで回っているお遍路さんでしょう。会話をしながら
お線香を焚き、段を上がって、持参の鐘に合わせてリズム
よくお経を唱えて行きました。


カラフルな不動明王が本堂と太子堂の間に立っていました。


大師堂です。
堂の横には空海の物語が絵入りで書かれていました。


下におりて山門に向かい、ふり返ると白い塀と2本の太い幹と
そのまわりの赤いヒオウギがとてもいい感じでした。

詳細は神峯寺(Wikipedia)

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