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35番札所 清滝寺(きよたきじ)


2006年11月20日 土佐市の清滝寺を訪れました。

 四国霊場八十八カ所第35番札所、醫王山鏡池院清滝寺です。
 真言宗豊山派、本尊は薬師如来です。


 高知自動車道「土佐IC」をおりて左折(東へ)し、信号を再び
左折します。その道路はまっすぐ進むとすぐに自動車道をくぐ
るので、その手前中程で右折し、もう一つ右(東)で自動車道
をくぐる道に出てほぼ北向きに進みます。 自動車道をくぐると
左にカーブし山に上がって行き、東側から寺に入ることができます。
 狭い道ですが、所々に待避所があり、安心して進むことができ
ます。まちがって西側の道に入ると普通車がぎりぎりの狭い道です。
 途中、ミカン畑を通りますが、決して手を伸ばしてはいけません。


境内にある案内板です。
 「養老7年(723)に行基が勅を奉じて四国を巡行した際この霊地に感じ、薬師如来像を刻み、寺を興し景山密院釈本寺
と名付けられたのに始まる。その後、弘仁年間(810〜823)に弘法大師がこの寺で修行し満願の日金剛杖を持ち大地を
突くと清水が湧き鏡のような池となったので、医王山鏡池院清滝寺とし、今日に至っている。本尊は薬師如来。〜澄む水
を汲めば心の清滝寺 浪の花散る岩の羽衣〜」


駐車場に車を置き、歩いて石段を少し下りると山門があり
ます。やはり山門から始めたいですね。

 
山門の中の仁王さんです。
眼球全体がまっくろで少し不気味です。


山門の天井に龍の絵が描かれています。
明治33年の楼門建立に際し、絵金に学んだ地方画家
久保南窓が揮毫したもの。


山門から上に上がった境内のようすです。
本堂が正面にあり、大師堂は左にあります。
その前に背の高い観音像が建っていて目をひかれます。


本堂に上がる前に手水がありますが、軒近くまで積み重ねた
石の上から水がミニ滝のように流れ落ちています。
工夫されていますね。


本堂の軒の下です。さまざまな彫刻や方位盤があります。


振り返ると土佐市の中心部の向こうに土佐湾がはるかに見えます。


本堂の上から大師堂の方を見たところ。


大師堂です。


大師堂の前から本堂の方をみたところ。
大きな時計が柱の上に設置されていたり、洗濯場があったり、
ここは本当にお遍路さんのためのお寺という感じがします。


観音堂です。


子安観音でしょうか?
社の側面に底の抜けたひしゃくがたくさん並んでいました。


本堂に上がる階段の右側に頌徳碑とともに座像が
あります。これは大僧正伊東像岳和尚が勲五等隻光旭日章
を受けられた記念のようです。


 本堂前より東の方へ移動し振り返ると観音像が見え、黄色く
なりかけたイチョウが美しい。
 この観音像の台座内には、胎内宮のように仏壇が作られて
いて、入り口から入ると暗闇を通って仏壇に出るように作られて
います。


観音像の台座の内部にあった仏壇です。


イチョウのもとには鳥居があり、石段の上には小さな
金比羅さんのお宮がありました。


上がってみるとわずか2m四方ぐらいの小さな社がありましたが、
その造作はみごとなもので、こけら葺きの上に軒の木組みや細
かな彫刻など、たいへん精巧なものでした。
そのためか、大屋根をかけて雨風から護っているようです。


金刀比羅宮の東には鐘撞き堂、庭園、本坊、納経所がありました。


本坊との間には池のある庭園があり、心が安まります。
ちょうど睡蓮の花が開いていました。


本坊の玄関にはみごとな菊が飾られていました。


本坊の隣が納経所です。


 帰り際に気がついたのですが、「高岳親王塔」という史跡があり
ましたが、説明もなく何なのか不明でした。
 これは何処が管理しているのでしょう。玉垣の向こうはまったく
手入れがされてないようで荒れ放題という感じです。

詳細は清滝寺(Wikipedia)

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