土佐の歴史散歩高知市西部>朝倉神社

朝倉神社


2002年10月6日 朝倉に来ました。長く高知市内に住んでいましたが朝倉神社は初めてです。



一、車馬ヲ乗リ入レル事

一、魚鳥ヲ捕フル事

一、竹、木ヲ伐ル事

右條々於境内令禁者也

明治14年4月
高知縣

「あさくらじんじゃまえ」の電車の踏切を北へわたると、「朝倉神社」の石柱とともにこの石の標札が立っています。


さらに歩いていくと駐車場を通り過ぎ、JRの踏切があります。
狛犬さんの向こうにいくつかの鳥居と本殿が見えてきます。


重要文化財になっている朝倉神社本殿。
宮司さんにお聞きしたのですが、高知県では重要文化財になっている神社は4つあるそうです。
ここの他には、一宮の土佐神社、宇佐の鳴無神社、そして中村の不破八幡宮だそうです。


土佐藩主第二代山内忠義が寄進した石灯籠が両脇に立っています。
忠義公は本殿も修復しています。


お参りをしてから、ここを離れ、なにげなく本殿の横にまわってびっくり。


美しい絵や彫刻が目に入り、高知にも東照宮がと感激しました。


馬には目隠しをしなければ、まぶしさに驚き通れなかった」といわれたそうです。


右側も同じように優雅な仙人の絵や彫刻が施されています。
宮司さんのお話では、最近の修復は平成2年で、極彩色の塗料は
国の指定で日光東照宮のと同じものを使っているそうです。


拝殿に向いた面には白い象が両側に。


帰り際に突然かわいい子猫ちゃんが!

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