土佐の歴史散歩高知市中心部筆山・皿が嶺>小八木正躬墓所

小八木正躬墓所


2013年4月4日(木) 「土佐の墓」を参考に訪れました。


墓所は皿ヶ峰の南斜面にありました。最近は墓参の人もないようです。


「小八木五兵衛正躬墓」 明治四年(1871)六月二十九日、五十五歳で歿。
「土佐藩の仕置役を勤めたが、旧佐幕派の中心だった。
戊辰東征に批判的で、野中太内助継、寺田左右馬剛正らと
共に、容堂の処罰を受けた。」


「小八木五兵衛正躬妻墓」 明治十四年(1881)八月三十日、六十歳で歿。
表面はすっかり剥離し、割れて飛び散っていたのを拾い集めて撮影。


正躬の父 「小八木久米之助正道墓」 万延元年(1860)八月十三日、六十三歳で歿。


「小八木久米之助正道妻墓」 文政十一年十二月二十四日、三十歳で歿。
(五藤外記正順養女実は五藤勝馬女)


「小八木久米之助継室墓」 明治三年二月十日九十有一歳で歿。
(五藤恒次郎正道女)


ほかに正躬の祖父母 「小八木長蔵正吉」夫婦、曾祖父母の「小八木喜太夫正勝」夫婦などの
墓がありました。


皿ヶ峰を背景に薮の中からツツジの赤い花が顔を出していました。

小八木正躬は山本泰三著「土佐の墓」に掲載されています。

土佐の歴史散歩高知市中心部筆山・皿が嶺>小八木正躬墓所