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旧山内家下屋敷長屋



県庁前電停を南に進み、文化ホールの南隣にこの長屋が見えます。
この西側にある公園には山内容堂公邸跡の碑があります。


立派な門が残されています。


実は現在ここは「三翠園ホテル」となっていて、高知では「城西館」と並ぶトップクラスのホテルです。


この長屋と庭園は今でもそのまま残されて観光に供されています。


中にははりまや橋に模した橋もかかっています。


ここが入り口です。中には管理人室があります。


長屋の中は6つの部屋に分かれていました。


籠の置かれた部屋には他に銭箱、鎧櫃、兜入れなどが。


隣の部屋には屏風。


3つ目の部屋には長持、浄瑠璃の見台


こんな部屋も。


行灯に火鉢、鏡台も。


最後の部屋には臼や瓶。


その他、台所用品が並べられています。
しかし、2つ目の部屋には断り書きがあり、長屋の建物は忠実に修復
されたが、部屋の用途については不明なので、部屋の雰囲気に合わせて
建物とは直接関係のない調度品をおいてあるとのこと。
でも、なんとなく山内家下屋敷での家人の暮らしが感じられますね。


屋根裏部屋はいくつかの展示に利用されています。


中央には濱口道春さん作になる和船の精密な模型がずらっと並んでいます。


壁には土佐の偉人たちの写真パネル、その下には浦戸湾絵図などが展示されていました。

山内容堂邸跡は前田秀徳著「龍馬からのメッセージ」に掲載されています。

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