2010年1月27日 皿ヶ峰付近を歩きました。
筆山霊園への道路から直登して来た場合、峠の手前に左手に1軒の民家、右手上に寺石正路の墓所があります。
前方にある森の中に岡村景楼墓所があります。
皿ヶ峰の南側を回り込んで西側に来た場合、そのまま林の中に入り、峠を少し下ります。
峠を少し下ったところに岡村墓所と書かれた小さな標柱があるので、ここから入り、石畳の道を少し登ります。
道の両側に4ヵ所に分かれた岡村家の墓所があり、そのうちの1つです。
墓所奥から墓参道方向に撮りました。表面のきれいな墓石です。
天保6年(1835)〜明治23年(1890)享年56
岡村景楼は、大坂や長崎で西洋医学を学び、戊辰戦争では新政府軍の軍医。
高知病院医監をつとめ、のち高知で開業。
当時、高知の開業医で三名医とされたうちの一人で、他は山崎立生、楠正興。
岡村景楼の墓は山本泰三著「土佐の墓」に掲載されています。