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日々の高知城

高知城花回廊2012

2012年4月7日(土) 気温は低めだけど穏やかな天気でした。風邪で38度3分の熱が出たのは一昨日のことでした。
まだ体調はすぐれないのですが、夕方になり、4月6,7,8日に高知城で催されている「高知城花回廊」を取材してきました。
追手門でもらったパンフレットを見ると、主催は(社)高知市観光協会、共催が高知市、主管がRKC高知放送となっています。


既に追手門の手前の堀から、大勢の人たちが見えました。


花回廊の入口の灯標といいましょうか。追手門と天守閣が同時に見えることで有名な高知城です。


最初は青蘭流の生花です。


少し進むと左側に草悦流です。ライトの当て方が変わっています。


いけばな花心は左右に分かれていました。


右は国宝高知城の石碑を取り込んでいます。


追手門をくぐります。格子はいったい何を表しているのでしょうか?龍生派です。


追手門内の広場も人がいっぱいです。


板垣像の下には華道専正池坊です。柔らかい花でほっとしました。


階段をこれから上ります。人をよけて上らなければならない、私の日常にないことです。


階段の曲がり角に設置された大型の小原流の生花です。


さらに上に上がろうとすると何か人が立ち止まって横の方を見たり撮影したりしています。
老眼の私には、天守の壁にティッシュがたくさん貼り付いて風に吹かれてちらちら動いているように見えました。
あれは何だったのかと思いながら杉の段に上がりました。


杉の段ではスライド投影が行われていました。実際に目で見たのはもっと暗くて色がはっきりしな
かったのですが、今のカメラは目より感度がいいのですね。といってもシャッター速度は0.6秒に
なっていましたので、座り込んでの手持ち撮影です。(ISO6400で)
かわいい夢のある、なごみの画像は石垣から地面にも広がっています。
大勢の人がこれより後に一線を画して見ているのに、真ん中を堂々と女の手をひいて左から右へと
ゆっくりと横切るバカものがいたのには驚きました。


詰め門に向かっての緩い坂道に艸美流です。パンクロックの髪型を思い出しました。


木の根?が小さな龍を感じさせる華道大景流です。


天守を見上げると、桜の花が写し出されているようです。
アニメーションになっていて花びらが舞い散る様子が表現されているようです。


茶室の庭の片隅を感じさせる池坊高知第一支部です。


鉄門跡に羽を広げた孔雀のような作品は遠州です。


詰め門の前に構えた2本の和傘と、生け花へのライトが強いので、詰め門がうっすらとしか・・・。
池坊高知橘支部です。


二の丸直前の階段コーナーにはなんともいえずおもしろい嵯峨御流です。


二の丸では胡弓演奏が行われていました。
向こうからこちらまで回ってきたのが失敗でした。


ステージの西側にあったのが国生流です。
ここまで来る間に係員が通行の逆流はしてはいけないと繰り返し言っていたので、本丸の方には行って
はいけないと思い、出口に向かいました。本丸懐徳館でも何か催しがあったのです。


二の丸からの出口です。これを撮影している時にも、通路の真ん中に立ち止まらないでください、と
声を掛けられました。写真を見てもわかるように通っている人はあまりいないのに。
実は生け花も、本丸への通路である廊下門の入口に士峰流と草月流があったのを見逃してしまいました。
下に下りてもう一周すれば撮れるのですが、病み上がりの身にはつらいので、さっさと帰ります。


二の丸から西へ出ると、ついこの間まで梅が咲いていた梅の段です。


かざぐるまで通りが飾られていました。


南側の和傘に照明をあてた飾り付けは定番です。


東側に回るとこれも定番ですが、今年はプロジェクタでの投影が重ねられています。


下に下りるとステージでは日本舞踊が舞われていました。


追手門の向こうからは満月に近い月が出てきました。
午後7:30から8:30までの駆け足取材でした。

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