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片岡健吉像


2009年9月29日 朝の散歩です。


高知県庁に向かって右側に県庁と同様のデザインの県議会の建物があります。


玄関の左手に像が立っています。


左手を台に乗せ、コートを着ています。


右手はしっかりと握られ、表情は何か言いたそうですね。

 初代高知県議会議長だったので、大正5年(1916)5月5日当時の公会堂前に建てられたそうですが、現在の像は昭和38年に再建されたようです。
 以下に現在の碑板の文を掲載します。
 「片岡健吉先生は天保十四年高知城下中島町に誕生。明治維新の創業に参加して功あり。また、欧米を視察して得る所少なからず。後率先して立志社を創立し立憲政治の確立に挺身した明治十二年高知県会初代議長に就任さらに衆議院議長となり上下の信望を集めた。明治三十六年歿享歳六十一。乃ち憲政の恩人として茲に像を再建し不滅の功績を讃えるものである。昭和三十八年三月再建 高知県知事溝渕増己撰 高知県議会議長近藤正弥書」

 以前の碑文が古いガイドブックにありました。
 「一八四三年(天保十四年)十二月二十六日生 戊辰東征に従軍 愛国公党の結成 立志社社長 初代高知県議会議長衆議院議長 同志社大学学長 日本キリスト教伝導局総裁 一九〇三年(明治三十六年)十二月三十一日没 六十一歳」

 藩士として戊辰戦争に従軍した後イギリスに留学しています。そして民権家として活動し国会開設建白書の提出などを行いました。



板垣退助誕生地(白い塀の高野寺)のすぐ近くに片岡健吉の生誕地がある。


無人有料駐車場の脇に石碑があります。


片岡健吉先生誕生の地碑です。


説明文も添えられています。
ちなみに片岡健吉の墓所は高知市北部にあります。

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