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武市瑞山道場跡

 安政1(1854)年叔父島村寿之助と槍剣道場を開きました。その後一時江戸に出て帰郷後、道場の経営に力を入れ、藩からご褒美をいただきました。
 長州などの尊攘運動が激化する中、万延元(1860)年藩から剣術修行の許可を得て北九州の諸藩を巡歴しました。
 やがて、修業のため再び江戸に出て、大石弥太郎から尊攘運動の全国情勢を聞き、また木戸孝允、久坂玄瑞らと交流し刺激を受け、大石、島村衛吉、池内蔵太らと土佐勤王党を結成することを決め帰国し、200人余りの同志を集めました。


2003年2月2日 菜園場を訪れました。


 朝早く尋ねましたが、帽子をかぶったお年寄りがこの近くの小さな社を掃除していました。
 聞くと、太平洋戦争で焼けるまではこの辺りに道場があって、背伸びして格子窓からのぞいて見たりしたということです。
 


小さな看板が通りの向こうにありました。横堀公園に引っ越したようです。


横堀公園です。


 公園に入って右手に記念碑が置かれています。

武市瑞山道場跡は前田秀徳著「龍馬からのメッセージ」に掲載されています。

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