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行当・黒耳海岸

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祝!室戸ジオパークは2011年9月17日世界ジオパークネットワークへの加盟が認証されました。


2012年2月9日 室戸市吉良川町の海岸沿いにやってきました。
道の駅「キラメッセ室戸」があり、ここにはレストラン「鯨の郷」、鮮魚、野菜、果物などの直売市場「楽市」、クジラ漁の資料館「鯨館」があります。
このレストランでお昼を食べたあと、すぐ脇の海岸に出ました。


この道の駅「キラメッセ室戸」のある海岸は、防潮堤の銘板で見ると黒耳海岸というそうです。


この海岸にもいろんな形の岩があり、ひとつひとつ見ていると楽しいです。
右手は羽根岬か。海岸段丘がはっきり見えます。


少し海岸に下りてみましょう。


らくだ岩とでも例えましょうか。


これは船の舳先のようです。


洗濯板のようなこの縞模様の岩はタービダイトと呼ばれ、泥岩と砂岩が交互に重なっているものです。
およそ3700万年前には4000mの海底で、砂と泥が交互に水平に堆積して固まった地層が、
地殻の力によりここまで押し上げられ転がり、ほぼ90度回転させられています。


とんびがくるりと輪を描いた・・・。


左手は行当岬です。小さな森はお不動様です。その向こうに目当てのコースがあります。


「新村遊歩道駐車場」の看板があります。ここに車を置きます。


遊歩道が整備されています。


地震でできた海底の地層の割れ目に、液状化した砂が侵入し固まった、砂岩岩脈です。


砂漠にできる風紋のように海底にも波の跡ができます。
その上に泥などが積もり、地層が重なって固まり保存されてきたものが
ここに押し上げられています。漣痕と呼ばれています。


これも形の違う漣痕です。


ガイドされている二枚貝が歩いた跡という太い生痕化石は見つけることができませんでした。
でも、これなどもそうではないかと思い、撮ってきました。


通常は平行にあるはずの地層が一部曲げられています。


固い地層が大きくねじ曲げられています。


もっと大きな力が働いた場合は地層がぐねぐねに曲げられちぎれています。スランプ構造と呼ばれます。


タービダイトの層がいくつもの固まりになり方向も不定に重なり合っています。
スケールが大きく、すごい地殻運動のエネルギーを感じます。

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