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香宗城跡


2010年3月14日 通りかかりに小さな神社かと思いました。まさか城跡とは。


香宗川に架かる橋の近くです。こんもりとした社叢のような場所がありました。


車から降りて見てみると、碑には史跡指定香宗城跡そして野市町と書かれています。


もうひとつありました。香宗城址之碑と書かれています。
裏側にはぎっしりと小さな文字で彫られています。


「この地は土佐の名族香宗我部氏の居城の址である。
清和源氏の嫡流新羅三郎義光の五代の孫武田左京亮秋通は
建武四年(1193)、源頼朝の命に依り土佐国香美郡宗我部
深渕両郷の地頭に補せられ来任して宗我部郷土居に築城し後
に群名の一字を冠称したのが香宗我部氏の始めで居城は
香宗城と呼ばれた。爾来子孫連綿として相継ぎ逐次盛運を加え知行
一万三千四百石家臣三家老二百五十八家に及んだが慶長五年
(1600)第十五代左衛門佐泰吉が関ヶ原合戦に西軍に属し
武運拙く敗れて所領を失うまで四百余年間歴代この城に
在って土佐中原にその繁栄を誇ったのである。
城滅び三百六十余年を経た今日城址には唯田園の景観ある
のみで城の遺構は見る由もないが有志相謀って茲に記念碑を
建て昔日の偉容と栄光を偲ぶ次第である。
昭和三十七年六月吉日
1962年

香宗城跡は前田秀徳著「龍馬からのメッセージ」に掲載されています。

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