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若一王子宮


2010年3月14日


香宗川河口(岸本)から真っ直ぐ北上している道路(227)が、ここでT字型の
交差点に突き当たると、前方に昔からの古い神社があります。


若一王子宮といい、鎌倉時代に熊野新宮を勧請したのだそうです。


三本目の脚を持つ八咫烏(やたがらす)が留まっている
碑があります。奇祭「お烏喰御膳上げ」と題されています。
熊野三社でも失われた神事を、ここだけが伝えています。


大変立派な屋根を持つ灯籠です。
屋根上の塔には龍が巻き付いています。


手水舎です。


鳥居越しに簡素な拝殿が見えます。


途中の玉垣の始まりの柱に彫られていたのが八咫烏だったのでしょうか。


お通夜堂です。


拝殿の左手には境内社や蔵があります。


拝殿です。


棟の先の鬼瓦には三ツ葉柏の紋がありました。
長宗我部氏から山内氏に代わっても藩主の信仰が篤かったのでしょう。


右手には慰霊塔などが並びます。


拝殿の後ろには荘重な本殿の屋根が見えたので行ってみました。


銅板葺きの丸いひさしの下にはしっかりした組木の構造と美しい彫刻が
見えます。


これを作った大工は誰でしょう。信仰のために腕をふるった素晴らしい芸術品です。


取材が終わり、参道を下ります。今思うと、岸本から真っ直ぐ
こちらに向かっている道路は、元はこの神社の参道だったのでしょうね。

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