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小村神社


2006年9月28日(木)
おんちゃんは、その昔、二ノ宮と呼ばれたとゆう日高村の小村神社へ行てきたぜよ。
なかなか古い歴史があると聞いたがよ。


 きれいに新しゅうなっちゅうぜよ。
 伊野から西へ仁淀川を渡って2km足らず。信号交差点の北側にあるぞね。
 ちゃんと駐車場もあるき、車で安心して来れる。



真新しい狛犬が迎えてくれた。平成14年のもの。


杉林の参道が残されて、やっと古い神社の体面を保っちゅう感じじゃね。
氏子さんたちがんばっちゅうね。これはしっかり護っていかないかんねえ。



 
中の鳥居の前にもう一対の古い狛犬さんがおったぞね。


 中の鳥居から社殿を見たら、こんなんじゃ。


境内入り口の明治時代の灯籠。


しっかり由緒が説明されちょった。
用命帝は聖徳太子の父じゃと。用命2年は西暦587年らしいぞね。
日本書紀などの6つの国史に記述がある社を国史現在社という。
土佐一ノ宮に対して二ノ宮とよばれていたようじゃ。
ここの御神体である太刀は国宝になっちゅうがやねえ。
金銅荘環頭大刀が国宝で、他に重要文化財もあります。


境内入り口から社殿を写したがやけんど、真後ろの樹木が
牡丹杉で、下半分は杉、上半分はヒノキかハクという。


 正面には山内家の家紋の三つ葉柏の紋がかかっちょった。


「小村大天神宮」という扁額。


「尚徳館」という扁額がかかっちょった。何をするところかなあ。


社殿のようす。本殿は向こう側。


 一番奥の本殿の屋根はなかなかりっぱじゃった。


おもしろいことにレンガ造りの倉があったぞね。


後ろに回ってみると御神木となっちゅう牡丹杉に
しめ縄が回しちゃあったがやき〜。


下から見上げた牡丹杉です。
なるほど、下は杉の葉が、上は全く違う葉になっちゅう。


 2本のヒガンバナが見送ってくれたぞね。

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