2010年4月6日(火) 芸西村文化資料館の紹介で郷土史家の門脇鎌久さんに案内していただきました。
馬ノ上の八王子権現宮です。
手前には藤戸億羅句碑、安岡家墓所100mと書かれた標柱が立っていました。
右の坂道を登ります。
100mほど登ると藤戸家の墓所がありました。
藤戸億羅(譲治)の本業は医者で、武市半平太の未亡人富子の晩年に診察にあたったそうです。
一方、俳句もよくたしなみ、正岡子規とも交流があったそうです。
「この村乃 麦四五寸や ゴリの味」藤戸億羅
藤戸家の墓所のすぐ奥に広がる林の中に点々と墓標が立つ安岡家の墓所です。
安岡弥三衛門の墓です。
安岡金馬の父、九代安岡忠郷の墓です。
移動庄屋であったので、金馬は福井村(高知市内)で生まれています。
その後、奈半利、和食と転勤しています。
忠郷の墓には矢車紋がきれいに彫られていました。
安岡貞右衛門の墓です。
文字の見えない石が立っているだけのような墓もありました。