2006年3月4日
我が家の近くの鏡川にかかる橋の名前が宗安寺橋、そのあたりの地名が宗安寺、そこの交差点には「宗安禅寺こちら−>」という看板があります。鏡川で子どもたちを泳がせるために今まで何度もそこを通過したことがあります。しかし、今までその寺については全く知りませんでしたので、今日は夕方5時頃でしたが中に入ってみました。
「宗安禅寺」という石柱が山門前に立っています。
ウメが満開でした。
宗安禅寺は、四国36不動霊場の第17番札所、臨済宗
妙心寺派だそうです。
山門左方に駐車場への道が開いていましたので中に入りました。
駐車場をまっすぐ奥にはいると柵があり、手前には「川上不動尊」
という石柱が立っています。
塀に接して小さな庭がありました。
ごく小さいですが美しい植栽がしつらえられていました。
「宗安禅寺」の扁額です。
川上不動尊の方に進むと大木の幹に鈴がとりつけられていました。
これが神社なら御神木だなあと思いながらシャッターを切りました。
川上不動尊の拝殿です。神社に似ているのでつい拝殿と
書いてしまいましたが、お寺なんですよね。
川 上 不 動 尊 の 由 来 日本三大不動尊の一つで、60年に一度ご開帳される川上不動尊は、左右脇仏の持国天立像、増長天立像と共に、遠く鎌倉時代に、弘野大師が彫刻されたと伝えられています。明王は昔は旧領家横也村に安置されていたが、ある年大洪水があり、堂舎が川下に押し流され、宗安禅寺の藤蔓に掛かり、寺に安置されたと言われております。 その後時代が元禄と変わり、時の宗安禅寺の住職、祖文和尚が御像の復興を念じ、資金を吸江寺の明厳和尚に依頼をして、仏師の康和法橋に彫刻を任せ、遂に現在の不動明王像が再興され、宗安禅寺のお釈迦様の守り御本尊として祭られています。 尚明治時代に入り、不動明王と左右脇仏の両像とも、国の重要文化財の指定を受けております。 宗 安 禅 寺 |
拝殿の脇を歩いていて見つけました。
おまえはなんでここに居るの?
敷地の一番奥には墓地があり、一段高いところに代々の住職の
墓と観音堂があります。
早春の林に咲いていたのはサンシュユか?