土佐の歴史散歩田野町と周辺>土佐日記那波泊/能勢達太郎碑

土佐日記那波泊/能勢達太郎碑


2012年3月25日 いつもは通り過ぎるだけの奈半利町を訪れました。

 田野町を過ぎ、国道55号線が奈半利川を東に渡ると奈半利町です。
 大きいモネの庭の看板が目に付きますが、その手前、道路が国道と斜めに別れるところに警察の駐在所があります。
 その前に、二つの背の高い石碑が立っています。


奈半利川を渡り終わると右の国道から左斜めに入る道があります。
入るとすぐに奈半利駐在所の白い建物があります。
その手前には奈半利国道出張所があり、その間に細長い石碑が2本立っています。


国土交通省土佐国道事務所奈半利国道出張所


安芸警察署奈半利駐在所です。


同じような感じの石碑がふたつ、ひっそりと立っている。赤い箱が目印です。


ひとつは国司紀貫之が書き残した土佐日記に記されている那波泊の名です。


もうひとつは「維新志士 贈正五位 能勢達太郎成章生誕地」の文字が彫られている。
能勢は司馬遼太郎の「龍馬が行く」にもとりあげられているらしい。
文久3年北添佶磨、安岡斧太郎らと共に北海道の視察に出かけている。
元治元年七月十九日忠勇隊に属して禁門に戦い、二十一日天王山で自刃した。

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