2003年5月26日 若宮八幡宮関連の史跡を訪問しました。
ここは、御畳瀬から上陸し若宮八幡宮に陣を構えた長宗我部国親、元親父子の軍と、それまでここを支配していた本山茂辰の軍が激突した古戦場跡といわれているそうです。若い元親が一人前に認められるような戦いだったのでしょう。
荒野で行われた合戦で、大勢の戦死者が葬られていたらしいのですが、後に田畑として開拓され、耕すと骨が出てくることがあり、だれかがこの碑を建てて注意を促したようです。
しかし、ここが元親の初陣であったかについても異論があるようですし、ここでの戦いそのものがなかったという説もあります。
戸の本団地の中央部にある公園「戸の本1号公園」
周りは住宅街。今ではとてもあちこちに戦死者の骨が埋まっていた戦場跡とは思えません。
「古墳なり、こぼつなかれ」と彫られた小さな石碑。
公園内部には藤棚やツツジの生け垣もしつらえられています。