土佐の歴史散歩高知市中心部>野村維章邸跡

野村維章(これあき)邸跡


2013年2月12日(火) いつもの朝の散歩にて、今朝のコースは上町方面にしました。


桜馬場の通りを高知公園、城西公園から歩いて来て、もうすぐ上町2丁目、梅田橋通りです。


「男爵野村維章邸跡」の碑を見つけました。野村維章は今まで知らなかったのでネットで検索しました。


野村維章は幕末期の土佐藩出身の志士で、海援隊の隊員でした。
別名は要輔、辰太郎。弘化元年(1844)生まれ。父は白札格の野村亀四郎です。


土佐藩砲術教授役をつとめていましたが、長崎に行き英語を学びます。
その時に坂本龍馬と出会い、慶応二年(1866)六月に脱藩し、亀山社中に
加わります。同年社中が購入した太極丸に白峰駿馬と船長になりました。
その後戊辰戦争にも参加し奥羽鎮撫総督府で活躍しました。
明治になると佐賀県権参事・参事、明治10年には茨城県権令・初代茨城県令、
東京控訴院検事長、大阪控訴院検事長などを歴任。
明治33年(1900)男爵となりましたが、明治36年に60才で死去しました。
墓は東京の青山霊園。

土佐の歴史散歩高知市中心部>野村維章邸跡