土佐の歴史散歩高知市北部>一圓正興墓所

一圓正興墓所


2013年1月26日(土) 真宗寺山を再訪しました。
前から気になっていた高知市役所前に顕彰碑がある一圓正興の墓を訪れました。


真宗寺山は薊野史跡めぐり研究会などにより標識などが整備されています。
しかし、現在尾根道から墓所への降り口の立て札がなくなっていますが、
田内衛吉墓所への上り坂手前を右に下りたところです。


墓所入口からの全景です。


竹が倒れ、先祖の墓石には苔が生えています。
一圓正興の先祖は一条氏と共に土佐へ来て、一条氏滅亡の後に長宗我部氏に仕え、羽根城主となっていました。


一圓正興夫婦の墓です。
正興は大正三年(1914)九月二十九日没、67才。
妻は明治三十二年(1899)九月十八日没、49才.。
 正興は、大人になると同時に明治維新を迎え、地域代表として自由民権運動に加わりました。
のち高知市長に選ばれ、消防組織改正、個別割賦課税の実施、伝染病病院創立、新月橋架設などを行いました。


正興の父である一圓正規と先妻、後妻の墓です。

一圓正興の墓は山本泰三著「土佐の墓」に掲載されています。

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